No.081 モミの実を貯食〜☆ 

 2026-02-14掲載 
羽束山では、11月中頃までリスがモミの実を食べた痕跡に遭遇しましたが、12月になるとすっかり見なくなりました。モミの実は11月初旬から熟し始め、月の半ばから徐々に鱗片が剥落して、月末になると実は樹上から姿を消します。ですから、12月になってリスの食痕を目にしなくなったのは、至極リーズナブルなことなのかもしれません。ところが、12月下旬のある日、山頂付近の岩の上に、突如モミの実の鱗片がまとめ置かれた光景が現れたのです☆
樹上にはモミの実はありませんので、これはリスが貯食するために、土に埋めておいたモミの実を掘り出してきてここで食べたものなのでしょう。その証拠に、鱗片の縁にはどれもたっぷりと土が付着していました。

当日は、山中の2箇所にある大きな岩の上でその光景を目撃しました。
最初に目撃した岩は傾斜していたせいか、岩の上に残されていたのは齧り取った鱗片だけで、リスが創ったファーローズは見当たりませんでした。たぶん、食痕の多くは山の斜面を転がり落ちていったのでしょう。

鱗片の縁には、どれもたっぷりと土が付着していました。

もう一つは、比較的平坦な岩で、リスがモミの実を食べて廃棄した大量の鱗片とファーローズがきれいに残っていました☆

週に一度は羽束山を訪れますが、いずれの食痕も当日初めて目にしたものなので、直近の数日内にリスがここで貯食したことは間違いありません。