No.071 モード変換
2025-07-29掲載
No.57 『 途中からエンジンぜんか〜い! 』 で、リスが1つのマツボックリを食べるのに、鱗片の齧り方を2段階に変えた例を紹介しました。具体的に言うと、最初は鱗片を浅く齧り取っているのですが、途中からマツボックリの軸だけを残して鱗片を付根から剥ぎ取るような食べ方にモード変換していたのです☆ こういう食べ方をしたエビフライは、特定の個体の根元付近に散乱していることが多いので、おそらくその個体を占有しているリスの個性が反映されたものではないかと思われます。
実は、リスがマツボックリを変則的な食べ方で消費した例は、これだけではありません。今回は冒頭で紹介したのとは真逆の食べ方で、テーダマツのマツボックリを消費した例を紹介します。
写真中央からやや左手のマツボックリの横にあるエビフライがそれです☆
最初はマツボックリの軸だけを残すようにして、鱗片を付根から剥ぎ取るように食べていますが、途中から鱗片を浅く齧り取る食べ方に変更しています。
その後、これと類似した食べ方をしたものを、もう一つ見つけました☆☆
こういう食べ方をしたエビフライは、たまにしか見かけないので、リスの個性とは無関係なのかもしれません。
最後に、放棄品に見られるモード変換の事例を紹介します。お腹を空かせたリスがこのマツボックリに食らいついたものの、食べてみたらあまり美味しくなかったのでしょうか?食べる意欲が徐々に失われていったような形をしてますね〜♪♪