No.069 宴のあと 

 2025-07-10掲載 
道場町生野にあるテーダマツの森では、例年11月頃からリスがマツボックリを食べ始めます。そして、12月〜1月にかけてマツボックリの消費量がピークに達します。ピーク時には、森全体で一月当たり800〜900尾ものエビフライを目にしますが、2月、3月になるとその数は100尾前後にまで急減し、4月以降はほとんど見かけなくなります。
 ところが、今年は4月の半ばなのに、この時期にしては珍しい光景を目の当たりにしました。昨年の同時期には、少量のエビフライが森のお食事処に散見される程度でしたが、まるでリスが昨年の秋に結実したマツボックリの喰い納めパーティでも催したかのように、当日は1本のテーダマツの周辺に大量のエビフライが散乱していたのです☆

該当するテーダマツは、この写真の画面右奥にあるので、正しくは、そこから採取してきたマツボックリをリスは画面中央にあるアベマキの周囲で食べたことになります。

では、この写真にあるアベマキの右側、そして中央前面、さらに左側に横たわる倒木の周辺の3つのエリアに見られるリスの宴の痕跡をご覧ください。

◎アベマキの右側
倒木や折れた枝が散らばったあたりに...

アベマキの根元にも1尾〜♪


◎アベマキの中央前面

中央前面よりやや左側に...

アベマキの左側の根元付近にも、あちらこちらにエビフライ♪♪♪


◎アベマキの左側に横たわる倒木の周辺

倒木の左右に、大量の齧り取った鱗片溜まりを発見!

まずは手前の鱗片溜まりから〜♪

そして、奥の鱗片溜まり〜♪♪