No.052 ピンポイントで挿す! 

 2025-03-29 gooブログ掲載 
人気の無い山林の中を探索していると、倒木にできた小さな窪みや裂け目の中でリスのエビフライを目にすることがあります。これらは、リスが故意に行ったものだと私は考えているのですが、これまではどれも 「 偶然の産物だろう 」 と言われてしまえば、反論できないものばかりでした。
でも、今回ご覧いただくのは、明らかにリスが意図しない限り、エビフライをその場にフィックスできなかったと考えられる事例です。

朽ちた倒木の表面には、まだ硬い部分が多く残されていたのですが、表面にある亀裂ではなく、敢えて朽ちて軟化した部分をピンポイントで選んで、そこに表面から10mmぐらいの深さまでエビフライをしっかりと挿し込んでいたのです☆

倒木の周辺には、多数のエビフライや鱗片が散乱していたので、この挿し込まれたエビフライもこのあたりでリスが食べたものなのでしょう。ただ、倒木の下に落ちていたエビフライは単なる食べカスに過ぎませんが、倒木に挿し込まれたものは、それらとはハッキリと異なるものだとは考えられないでしょうか。

次回は、リスがエビフライを重用していると考えられる、より確かな証拠をご覧にいれます。