No.041 百丈岩に至る山道 後編
2025-02-11 gooブログ掲載
後篇では、10月に探索した時にリスのエビフライを見つけた場所をいくつか紹介します。
◎ 例5 登山道に面した松の木の下
樹下には、枝の拡がりに相当するエリアに大量の鱗片と約60尾のエビフライがありました。
さらに、樹下から数メートル程離れたところにあるコシダの下にも3尾ありました。
◎ 例6 登山道沿いに立つ松の木の下
この松の木の下も、枝の拡がりに相当するエリアに大量の鱗片と約50尾のエビフライがありました。
また、松の木のすぐそばには、この山の至るところで目にするコシダが密生していました。
コシダの下を覗いてみると...
ここにもエビフライがありました〜☆
私のハンティングエリアの宰相ヶ岳にも、至るところにコシダが群生していますが、コシダの下にリスが入り込んでマツボックリを食べた痕跡は、これまで目にしたことがありません。もしかすると、百丈岩周辺のリスにとって、コシダの下は好みのお食事処なのかもしれませんね♪♪
10月に採集したエビフライは、特定の個体の樹上でリスが食べたと思われるものがほとんどで、4月(前篇)に見られた倒木や石の上といったリスが好きなお食事処は、全く活用されていませんでした(コシダの下は除きます)。
ちなみに、季節によって変化するリスのお食事マナーは、このホームページで紹介している他の森や林にも共通して見られる事象です。.