No.040 百丈岩に至る山道 前篇 

 2025-02-07 gooブログ掲載 

神戸の秘境と言われる百丈岩(標高:292m)周辺の山々には、たくさんのアカマツが自生しています。

そこにはリスも生息していて、材料のマツボックリに事欠かないことから、たくさんのエビフライが落ちているのではないだろうか...そんな期待を抱きながら、百丈岩に至る山道を探索しました。
前篇では、4月に探索した時にリスのエビフライを見つけた場所をいくつか紹介します。

◎ 例1 登山道に横たわる倒木の上


◎ 例2 登山道からそれた藪の中

落葉の上に2尾〜♪♪ 一箇所にまとまっていたので、リスはここで食事をしたのでしょう。


◎ 例3 登山道からそれた藪の中

朽ちた倒木の上に1尾〜♪


◎ 例4 山上に立つ小さな松の根元付近

樹下には、ところどころに鱗片がまとまって落ちていたので、地面に降りてきて食事をすることも多かったのではないでしょうか。ここには、40尾を超える小さなエビフライが落ちていました。


紹介しきれなかったものも多数ありますが、例4の松の根元以外の場所では、一箇所からせいぜい2尾しか見つかっておらず、アカマツの個体数が多いわりに、エビフライの生産量は低調でした。
採集したエビフライは、状況から見てリスが冬期間中に食べたものと思われます。大半は、倒木の上や松の根元、緑の絨毯に覆われた大きな石の上等、定番のお食事処で見つかっており、樹上で食事をすることは少なかったようです。

後編に続く