No.037 これって個性なの?
2025-01-26 gooブログ掲載
有馬富士公園の芝生広場に面した林のアカマツの樹下で、ちょっぴり頭でっかちなリスのエビフライを見つけました。
12月の末にはここに無かったので、たぶん1月になってから、リスはこの個体のマツボックリを食べ始めたのでしょう。30尾ほど採集しましたが、これらのエビフライにはサイズの大小にかかわらず、ある共通点が認められました。どれも、エビフライの頭部に閉じたままの鱗片が残っていたのです。エビフライの形状がサイズに依存しないということは、この個体のマツボックリの形質がエビフライの形状に関与している可能性は低いと思われます。
リスは特定の松の木を単体か、あるいは番い(つがい)で占有するという話を、以前師匠からお聞きしたことがあります。仮に、この個体を一匹のリスが占有しているとするならば、エビフライの形状にはリスの個性が強く反映されているのかもしれませんね☆