No.026 未熟者ですが... 前篇
2024-08-13 gooブログ掲載
最近、扇雀飴本舗が出している 『 実熟者ですが。』 というミカンキャンディをよく口にします。完熟の甘いミカンではなく、摘果した未熟なものを活用した程良い甘酸っぱさが、私の好みにとてもマッチしてるんです〜♪
な〜んて、冒頭からどうでもいいような私の好みの話をしてしまいましたが、師匠に尋ねたところ、リスも完熟のマツボックリだけでなく、未熟な緑色のマツボックリも食べるんだそうです。
緑色のマツボックリを食べるということは、それを食べてできたエビフライの尻尾の先は、いつも見ている茶色ではなく、緑色のはずです。今回は猛暑の最中、そんなカラフルなエビフライを見るために、マツボックリが熟す前の夏季の山中へ探索に出掛けました。
まずは、自宅近隣の宰相ヶ岳で探索したところ、3本の松の木の下で、緑色のマツボックリを食べたと思われる新鮮なエビフライが見つかりました。
未熟なマツボックリから齧り取られた鱗片は、内側が薄茶色で外側が鮮やかな朱色をしていました。鮮烈な色彩の鱗片は、土や枯葉の上ではやたらと目立つので、新鮮なエビフライを見つける目印として大いに役に立ちました。
ただ、緑色のマツボックリの鱗片を齧り取ってできたエビフライは、急速に色褪せてしまうので、結局この日は尻尾の先が緑色のエビフライを確認することはできませんでした。
尻尾が緑色のエビフライを見つけるには、リスがマツボックリを食べてから間もない、おそらく一両日中のものを探し出さなければならないので、次の日も引き続き探索に出掛けました♪♪
後篇に続く