No.024 不完全、だけど魅力的☆ 

 2024-08-07 gooブログ掲載 
リスがマツボックリを2/3ぐらい齧って、そこで齧るのを止めると、『 リスのエビフライ 』 ではなく 『 リスのタコさんウィンナー 』 になることを以前このホームページで紹介しました。
このように、リスはマツボックリを完食せずに、しばしば途中で食べるのを放棄することがあります。思い切って食べてみたものの、あまり好みの味ではなかったからかもしれませんが、理由は定かではありません。
ところで、途中で食べるのを放棄したものは、どれもエビフライには見えない奇妙な形をしたものばかりですが、中にはとても味わい深い逸品もあるんです☆

放棄品でよく目にするのは、下の写真にあるようにマツボックリが枝と繋がっていた部分の鱗片を少しだけ齧り取って、残った鱗片が開かずに閉じたままの状態のものです。ちなみに、細長いものはオリンピックの聖火ランナーが手にするトーチ(左端)、そして太短いものは巻貝(左から2番目)のように見えます。
他にも、蛹(左から3番目)や棍棒(右から2番目)、テルテル坊主(右端)のような形をしたものもあります。
アカマツのマツボックリは比較的小さいので、バリエーションはそれほど豊かではありませんが、テーダマツのような大きなものになると、もっとユニークな形をしたものがあります。それについては、またあらためて紹介します。