No.008 ここでドングリも食べたの? 

 2024-06-27 gooブログ掲載 
自宅近隣の山々はリスのエビフライの宝庫ですが、当然のことながら、人の行き来のある登山道の周辺よりも、人が立ち入らない山奥の方が、エビフライに遭遇する機会は断然多いです。そんなわけで、私はいつも登山道を外れて、生い茂る草や木の枝をかき分けながら、踏み跡のない山の斜面を奥へ奥へと進んだ先まで行ってエビフライを採集しています。
羽束山(標高:524m)も私のハンティングエリアの一つですが、この日は山の斜面に沿ってかなり入り込んだところで、リスのエビフライのあるとてもいい風景に出逢えました。

倒木の上はリスのお食事処の定番ですが、ここは倒木が朽ち果ててできた窪みや、それを覆う緑の絨毯(苔)といったリスの好きな3つの要素を兼ね備えた、とってもゴージャスなお食事処だったんです〜♪

これを見る限りエビフライは2尾だけですが、齧り取った鱗片を掘り返すと中から3尾、そして倒木の窪みの直下の地面からも3尾が見つかりました〜♪♪

窪みの中には、エビフライの他に私の大好きなドングリもありました。羽束山に多いアベマキのドングリで、窪みの中から取り出したものを裏返してみると、殻が齧り取られていて中身は空っぽでした。どうやら、近くにあるアベマキに結実したドングリをここまで持ってきて食べたようですね☆
お食事処を荒らさないように、ドングリは元の場所に戻して、エビフライだけをこっそり頂戴してからこの場を立ち去りました。再びこの時期が来て、この倒木の上にエビフライのある素敵な風景が創出されるのを期待していま〜す☆☆