No.002 緑の絨毯が好きなの? 前篇 

 2024-06-14 gooブログ掲載 
有馬富士(標高:374m)の周辺に拡がる広大な森林の中には、深い藪に覆われた、ほとんど人が立ち入らないエリアがたくさんあります。

その中の一つ、300平方メートルぐらいの閉ざされた敷地内に、ほぼ10メートル間隔で3本の松の木があるエリアを探索しました。ちなみに、松の木を中心とした半径5〜6メートルの圏内をリスのお食事処とすると、このエリアのほぼ全域がその対象になります。
さて、藪をかきわけてこの敷地内に入り込むと、そこには鮮やかな緑色の苔(以下、緑の絨毯と称する)に覆われた切り株や倒木などが目につきました。
本来、地面よりも一段高い切り株や倒木の上は、リスが好むお食事処ですから、緑の絨毯の有無にかかわらず、そこにエビフライがあっても不思議ではありませんが、地面とそれほど変わらない高さになるまで朽ち果てた倒木を覆う緑の絨毯の上にも、まるでリスがその場所を選んだかのように、たくさんのエビフライがあったのです。
それでは、このエリア内でリスのエビフライを見つけた場所をいくつか紹介します。

◎ 例1 朽ちて原型を留めていない倒木の上


◎ 例2 朽ちて原型を留めていない倒木の上


◎ 例3 朽ちて原型を留めていない倒木の上


◎ 例4 朽ちた切り株の上


◎ 例5 朽ちた切り株の上

朽ちて剥がれた樹皮の裂け目に、2尾が引っ掛かっています。


◎ 例6 朽ちた切り株の上

切り株の下(手前)にも、3尾落ちています。


後篇に続く